ブランド10周年

Aug 02、2024

Bc Babycareの10年間の成長と中国ベビー&マタニティ市場の変遷

2024年9月19日、中国の母子用品ブランド「Bc Babycare」は、珠海市で全国顧客サミットを開催し、スーパーマーケット、専門店、販売代理店など各種チャネルパートナーが集結しました。今年は同社の10周年を迎え、特別な意義を持つイベントとなりました。

2014年からの10年間、中国のベビー&マタニティ市場は「二人っ子政策(二胎政策)」による急成長期から「存量競争期」に移行しました。加えて、海外ブランド重視から中国ブランドへの自信が高まり、eコマースから多様なチャネルへと発展しました。この間、Bc Babycareはベビーキャリア製品でベビー&マタニティ市場に登場し、今では全品目・全チャネルをカバーするトップブランドへと成長。特に紙おむつでは、天猫の「618」と「双十一」で2年連続トップストアに選ばれ、オフライン市場でもトップ3に入りました。さらに、2023年8月時点で160店舗以上を展開し、様々なチャネルを通じ全国で製品を販売しています。

 

 

10年間の成長:デザイナーブランドとしてのBc Babycare

過去10年、Bc Babycareは「使いづらい箇所を発見し、改善する」ことを目指すデザイナーブランドとして成長。CEO李闊氏は、母子用品に新たな視点を持ち込み、業界の枠を超える製品(ベビーキャリア、ウェットティッシュ、紙おむつなど)を通じて革新を推進してきました。ベビーおむつ市場では表面層やウエスト構造に技術革新をもたらし、細分化された製品ラインを構築。また、母乳室の設置や無痛分娩支援プロジェクトの発足など、公益事業も積極的に展開しています。

 

 

全チャネルでの成長:オンラインからオフラインへ

2024年現在、Bc Babycareは天猫「618」で6年連続チャンピオンに輝き、WeChat(微信)や唯品会でもトップの地位を確立。同時に、オフラインのチャネルも急拡大し、2020年の店舗展開以来、160以上の店舗を持つまでに成長しています。特に成都に親子シーンをテーマにした新店舗をオープンするなど、店舗デザインや収益モデルも洗練させています。

Bc Babycareは地域や時期に応じたオンライン・オフラインの連携を強化し、節日イベントやフラッシュセールなどを通じて地域密着型の販売戦略を展開。2023年末には、全チャネルでのユーザー数は5000万人を超え、会員運営や顧客ロイヤルティ向上を図りつつ、パートナーとの協力も強化しています。

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